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ロザリー、ってキャラをご存じでしょうか。
大変おおざっぱに紹介しますと、ドラ○エIVのピサロさまの最愛の恋人で、零した涙がルビーになるというエルフさんです。
…で。
ロザリーパロ妄想してみたんですけど。カイン=ロザリーで。
ええ、私、カインには夢見てますから(どきっぱり)
以下、無駄に長ったらしい妄想語りです。
読んでやるぜ!という剛毅な方は続きよりどうぞ~。
※以下は、2011/1/9発行のオフ本、「ふりまけサファイア!」のネタバレ……というか、あらすじのようなものになっています。ネタバレが苦手な方はご注意下さい。
大変おおざっぱに紹介しますと、ドラ○エIVのピサロさまの最愛の恋人で、零した涙がルビーになるというエルフさんです。
…で。
ロザリーパロ妄想してみたんですけど。カイン=ロザリーで。
ええ、私、カインには夢見てますから(どきっぱり)
以下、無駄に長ったらしい妄想語りです。
読んでやるぜ!という剛毅な方は続きよりどうぞ~。
※以下は、2011/1/9発行のオフ本、「ふりまけサファイア!」のネタバレ……というか、あらすじのようなものになっています。ネタバレが苦手な方はご注意下さい。
病弱で若くして亡くなったというカインの母上は、実はエルフと人間のハーフかクォーターで、カインもちょっとだけエルフの血を引いている、という設定。
だから飛竜とかの人間以外の生き物との意思疎通が上手くて、精霊にも愛される質だから竜騎士の素質は充分。
カイン自身は母の素性を知らされてはいなかったんだけど、
幼い頃から父親に
「何があっても人前で涙を見せるな」
と厳しく躾けられてきたわけですよ。
カイン少年はそれを、「ハイウインド家の男子たるもの」「竜騎士を目指すならば」という意味だと受け取って、必死に教えを守ってきたんですけども。
泣いてはいけない、という事を長年強烈に意識しすぎて、青年と呼ばれる年齢になる頃には、「泣かない」というよりは「泣けない」人になってしまう。
幼なじみとのアレやコレやに直面するに至っても、
(いっそ涙の一つでも出れば、少しは楽になるのかもしれないな…)
なんて諦観まじりに自嘲している始末で。
そんな竜騎士さんを傍目から見ていた忍の王子様は(あ、ここからエジカイ入りますよ)
なんっなんだよアイツ!なんであんな独りで全部自分の中に押し込めようとしてんだ!?たまにゃ泣けよ!泣きゃいいじゃねーか涙が恥だとでも思ってんのかアホらしいガシャーーン!!
と、ちゃぶ台ひっくり返す勢いでキレて。
その剣幕に戸惑いつつも(カイン自身には無理して涙を堪えているという自覚はもはや無いので)、エッジさんの温かみに触れたカインは、なんやかんやで強固だった涙腺の一部が緩んで、一雫、涙を零すのですね。
頬から零れ落ちたそれが、床に辿り着く前に姿を変えて。
カツーン、と、硬質な音を立てて転がった小さなルビー。
エッジはそれを、ピアスでも落ちたのか?とキョトンと見遣るんだけど、カインは驚きながらもそのルビーの由来に思い至って(自分の母が普通の人間でないことには十五、六の頃には薄々気付いていて、父の日誌を読んだり書物でエルフのことを調べたりしてたので)
母の素性は知っていたがまさか自分にもこんなことが、と唖然とするんだけど、その一方で納得できることも色々あって(父の言葉の意味とか、幼い時に朝起きたら枕元に赤いガラスのようなものが転がってたことがあるとか)
ルビーを拾って矯めつ眇めつ眺めてるエッジに、……あの、すまん。それは多分、俺の…だ。とか何とか。説明に困りながらも事情を話すのですね。
エッジは奇想天外な話に目を丸くしながら、エルフの血筋、というのになんとなく納得してしまって(だってカインの容貌ってそんな感じだし)(妄想だけど)
コイツが泣かなかったのってその親父さんの躾のせいか、と、そちらにも納得。
……納得、はしても、やっぱりちょっと呆然としてて。
本当かよ、と問い詰めたり、そんなことってあるんだな、と感心したりするより先に出てきたのは、
「まあ、そこで嫁さんと子供を泣かせまくってルビー売っ払って金儲けしようとしなかったのは、偉いよな。さすが、立派な親父さんだな」
とかいう冗談めかした台詞で。
「……生まれのわりに、発想が庶民だな。王子様」
と、カインは思わず笑うわけです。
信じ難いはずの話をアッサリ受け入れて、気味悪がることも目の色変えることもなく、ただ、父の人柄を称えてくれたエッジに、カインは心がスッと軽くなったような気持ちで
「ああ、だが確かに、これで旅費には困らないかもしれないな」
なんて冗談を皮肉な笑みとともに吐いてやれば、
「おー、最近オレら金欠だからな。エーテル買い溜めしときてーし……よし、じゃんじゃん泣け」
と、これまたニヤリとした笑みで軽口が返ってきて。
それが、つらくなったらいつでも泣いていいんだぜ、という意味であることを
カインはちゃんと、正しく受け取ったのでした。
……という感じの流れで!!
実はこのカインの涙にはもう一つ秘密というかエピソードがあるんですが
ここまで考えたなら、いつかちゃんとお話の形で書きたいな!と思うので、オチまでここで語ってしまうのは自重します(笑)
いつか書きたいロザリーパロの話、でした!
だから飛竜とかの人間以外の生き物との意思疎通が上手くて、精霊にも愛される質だから竜騎士の素質は充分。
カイン自身は母の素性を知らされてはいなかったんだけど、
幼い頃から父親に
「何があっても人前で涙を見せるな」
と厳しく躾けられてきたわけですよ。
カイン少年はそれを、「ハイウインド家の男子たるもの」「竜騎士を目指すならば」という意味だと受け取って、必死に教えを守ってきたんですけども。
泣いてはいけない、という事を長年強烈に意識しすぎて、青年と呼ばれる年齢になる頃には、「泣かない」というよりは「泣けない」人になってしまう。
幼なじみとのアレやコレやに直面するに至っても、
(いっそ涙の一つでも出れば、少しは楽になるのかもしれないな…)
なんて諦観まじりに自嘲している始末で。
そんな竜騎士さんを傍目から見ていた忍の王子様は(あ、ここからエジカイ入りますよ)
なんっなんだよアイツ!なんであんな独りで全部自分の中に押し込めようとしてんだ!?たまにゃ泣けよ!泣きゃいいじゃねーか涙が恥だとでも思ってんのかアホらしいガシャーーン!!
と、ちゃぶ台ひっくり返す勢いでキレて。
その剣幕に戸惑いつつも(カイン自身には無理して涙を堪えているという自覚はもはや無いので)、エッジさんの温かみに触れたカインは、なんやかんやで強固だった涙腺の一部が緩んで、一雫、涙を零すのですね。
頬から零れ落ちたそれが、床に辿り着く前に姿を変えて。
カツーン、と、硬質な音を立てて転がった小さなルビー。
エッジはそれを、ピアスでも落ちたのか?とキョトンと見遣るんだけど、カインは驚きながらもそのルビーの由来に思い至って(自分の母が普通の人間でないことには十五、六の頃には薄々気付いていて、父の日誌を読んだり書物でエルフのことを調べたりしてたので)
母の素性は知っていたがまさか自分にもこんなことが、と唖然とするんだけど、その一方で納得できることも色々あって(父の言葉の意味とか、幼い時に朝起きたら枕元に赤いガラスのようなものが転がってたことがあるとか)
ルビーを拾って矯めつ眇めつ眺めてるエッジに、……あの、すまん。それは多分、俺の…だ。とか何とか。説明に困りながらも事情を話すのですね。
エッジは奇想天外な話に目を丸くしながら、エルフの血筋、というのになんとなく納得してしまって(だってカインの容貌ってそんな感じだし)(妄想だけど)
コイツが泣かなかったのってその親父さんの躾のせいか、と、そちらにも納得。
……納得、はしても、やっぱりちょっと呆然としてて。
本当かよ、と問い詰めたり、そんなことってあるんだな、と感心したりするより先に出てきたのは、
「まあ、そこで嫁さんと子供を泣かせまくってルビー売っ払って金儲けしようとしなかったのは、偉いよな。さすが、立派な親父さんだな」
とかいう冗談めかした台詞で。
「……生まれのわりに、発想が庶民だな。王子様」
と、カインは思わず笑うわけです。
信じ難いはずの話をアッサリ受け入れて、気味悪がることも目の色変えることもなく、ただ、父の人柄を称えてくれたエッジに、カインは心がスッと軽くなったような気持ちで
「ああ、だが確かに、これで旅費には困らないかもしれないな」
なんて冗談を皮肉な笑みとともに吐いてやれば、
「おー、最近オレら金欠だからな。エーテル買い溜めしときてーし……よし、じゃんじゃん泣け」
と、これまたニヤリとした笑みで軽口が返ってきて。
それが、つらくなったらいつでも泣いていいんだぜ、という意味であることを
カインはちゃんと、正しく受け取ったのでした。
……という感じの流れで!!
実はこのカインの涙にはもう一つ秘密というかエピソードがあるんですが
ここまで考えたなら、いつかちゃんとお話の形で書きたいな!と思うので、オチまでここで語ってしまうのは自重します(笑)
いつか書きたいロザリーパロの話、でした!
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