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この二つを並行していると起こる弊害が幾つかあります。
例えば、ＤＳでは簡単に勝てる敵にＴＡであっさり全滅するとか。
ＤＳでコテージに泊まった時に、つい「あ、月齢…」と考えてしまうとか。
ＴＡで何かイベントがあるごとに、メニュー画面開いてしまうとか（心情台詞を見ようという指の動き）
ＤＳの心情システムが私にはすごくオイシかったので、何かあったら全キャラの心情を覗く、というのがもう癖になってしまっています。
あのシステム、各々の性格がよく出ていたうえに、一言だけだから想像と妄想の余地がたっぷり残されていて非常にＧＪだったと思うんだ…！
ＯＫ、もっと詳しく話をしようか。
誰にも求められていなくても、自分のために語ります。笑
以下、心情システムについてのアレコレ（主にカインのこと）です。
ぐだぐだと長たらしい語りを読んで下さるという心の広い方は、続きからどうぞ！
ＤＳＦＦ４の心情システムで、私が一番好きな台詞。
それが、コレです↓
あんたがいなきゃ…誰が俺を叱咤してくれる…！？
シドが爆弾ととも飛空艇から飛び降りて地底への穴をふさいだ直後の、カインの心情。
（画像が見難い方はクリックで拡大できます）
あああそうか、そうだよなぁ…！と、カインがシドに寄せていた信頼に胸が引き絞られる思いがします。
だって、カインとセシルとローザの三人をよく知っていて、その上でカインを遠慮なくバシッと叱ってくれる人って、シド以外にいなかったわけで。
裏切りから戻ってきたカインが、あのパーティーの中でどれだけシドを心の支えにしていたか。
「みんなの親父がわり」だというシドの明るく温かい叱咤に、どれだけ背中を押されていたか。
それを想像するだに、シドを失ったこの時のカインのショックって……察するに余りあるキツさがあるよな、と思います。
更にこの直前にヤンまで失っているわけで……この時点のパーティー編成、セシル、ローザ、リディア、カインの四人。
劣等感と孤独感と嫉妬心を闇につけいられて、裏切り傷付けてしまった幼馴染二人と、
知らぬこととはいえ母親を殺めてしまった相手。
罪悪感を抱かざるをえない相手ばかりに囲まれて、しかも三人が三人とも、残酷なほどに優しくて純心なひとたちで。
しかも、ヤンもシドも一気にいなくなったことで、このパーティーではカインが最年長の兄貴的立場。
懸命にリーダー張ってるセシルを、冷静な視点から支えてやらねばならず
己では最も殿にふさわしくないと思うのに、殿に立たざるを得ない。
このメンバー時のカインの心境たるや、はっきり言って、地獄だと思います。
まぁ、ここに加入するのがエッジだということに、私としては興奮を禁じえないわけなんですが。
カインにとってエッジという人間は、（出会った時点では）何の負い目も感じる必要がない、いわゆる他人で。
この事実だけでも充分、彼にとっては救いだったと思うんですが。
エッジの性格の明るさとか、調子のいい感じとか、結構シドに通じるところがあって……あの↑心情台詞の後だけに、そういう存在の稀少さみたいなものが身にしみていたと思うんですよね。
その証拠にというか何というか、初対面でのエッジの言動に「随分気さくな王子様ね…」「なんなのこの人、大人なのに子供みたい…！」と女性陣が少々呆れ気味の中、
口では小馬鹿にしたような台詞しか言ってなかったカインの、この心情↓
この男…こんな状況下で軽口が叩けるとはな
さすがカインはわかってる。
こんな状況で軽口叩いておちゃらけてみせられることが、どんなにすごいことか。
こういう事のできる存在こそが、今までの四人パーティーに足りなかったもので、何よりも己の心が必要としていた存在だということを。わかってるんですよ。
エッジの加入でどれだけカインが救われたか…！
そんなカインの心情は、しばらくの間エッジと行動をともにして、ルビカンテを倒した後にはこうなります↓
エッジか…口先だけでなく義に厚い男だ…
こ の 高 評 価 ！！
私が心情システムはエジカイ推しだと言って憚らない理由がここにあります。
だってコイツ！口に出しては馬鹿にしたようなことしか言わないくせに！心の中でだけはエッジのことめっちゃ認めてるし信頼してるんですよ！萌えるわ！
この信頼が一方通行で、この時点ではエッジにまっったく伝わっていないというのもまた萌えポイントなのですが（笑）
そこまで語ってると記事の長さが際限なくなってしまうので、今日はこの辺りで。
エッジの心情については第二回心情システム語りでお届けしますｖ（まだ語る気か）
