～カップリングなりきり１００の質問（後半）～
※エッジ、カインの順で答えています。
※ＴＡのＥＤ後の設定。拙宅では本編（ＳＦＣ）の十三年後と想定しています。

51　あなたは受け?攻め?
「これは…タチかネコかを聞いてんだよな？」
「知らん。俺に聞くな」
「俺が攻めてんのをコイツが受けてくれてる…っつー答え方で合ってんだろうな。多分」 

52　どうしてそう決まったの?
「俺はオメーを抱きてーんだけどいいかっつったら、コイツが了承したから」
「……よく臆面も無くそういうことを喋るなお前は…」

53　その状態に満足してる?
「おう。そりゃ俺は満足してるけど？」
「……いや…」
「へ？オメー俺を抱きてぇの？」
「そういうんじゃなくてな…。俺は、たまにはお前を受けとめる側になりたいと思って抱かれるのを了承したんだぞ」
「ああ、そう言ってたな。で？」
「それなのに、結局お前に任せっきりみたいな状態になってるのが気に入らない」
「は？」
「っだから！俺は自分が流されるままみたいになってるのが気に食わんのだ！お前はたまには主導権を放棄しろ！」
「へ……そんなこと考えてたのオメー。主導権ねぇ…そんな握ってるつもりねーんだけど」

54　初エッチはどこで?
「ミシディアの宿」
「ゼロムスを倒して帰って来た後だ」

55　その時の感想を・・・・
「なんか安心したな。コイツがちゃんと生きてここにいるってのを実感できて」
「……言っただろう。受けとめる気でいたのに、そんな余裕も持てなかった。情けないにもほどがある」
「は、バカ、何言ってんだ」

56　その時、相手はどんな様子でした?
「堪え切れずに身を捩る感じがすげー色っぽかったぜ……と、俺は鼻の下を伸ばしてたんだけど、な」
「もっと我儘に振る舞ってくれればいいのに、俺のことばかり気遣って……アレじゃいつもと変わらないだろう」
「お、おいおいオメー、なにヘコんでんだよ！」
「昼も夜も気遣われてばかりじゃ、俺はお前にいつ何を返せるんだ！」
「――っお前……あーもー…ほんと、バカだな」

57　初夜の朝、最初の言葉は?
「ありがとな。……っつったろ？」
「……言われた、が、なんでお前が礼を言うんだと思った」
「オイオイわかってなかったのかよ。俺は、オメーが俺を受け入れようと必死んなってくれてんのを感じて嬉しかったんだぜ？」
「……っ」
「流されてるだけなんて誰も思ってねーよ。充分愛情返してもらってるっつーの。変な心配してんじゃねぇ、馬鹿野郎が」

58　エッチは週に何回くらいする?
「おー、週に何回っつーぐらいできてれば、このバカのネガティブ思考にも早めに気付いて修正できたんだけどな」
「……バカとはなんだ」
「バカ以外に言いようがねーよ。ったく、俺がオメーを抱けて幸せだって思ってることぐらい、何でわからんかね？」
「――！」

59　理想は週に何回?
「せめて月１は会いてーな」
「それもなかなか難しいがな……お互い忙しい身だ。仕方ないだろう」
「でもまあ、会う努力はしようぜ？」
「……善処する」

60　どんなエッチなの?
「どんなって……なぁ」
「言った通りだ。コイツがやたらと俺のことばかり気遣って手間を掛ける。もう少し自分本位に進めればいいものを」
「……いいことを教えてやろうか」
「は？」
「アレはな、オメーを気遣ってんじゃなくて、ただオメーの感じる顔が見てーだけなんだよ」
「な…っ」
「だから、オメーは何も考えずに感じときゃいいの。それで俺は大満足。オーケー？」
「バ……バカ忍者！」

61　自分が一番感じるのはどこ?
「そりゃ男だからなー、やっぱムスコじゃねぇ？」
「身も蓋もないな」

62　相手が一番感じているのはどこ?
「言っていいか？」
「串刺しにされたいのか？」
「わかったわかった言わねーよ。ったく、照れちまって可愛いねー」
「誰がだ！」

63　エッチの時の相手を一言で言うと?
「あの色気は凶器だな」
「……丁寧だ。顔に似合わず」
「待てオイどんな顔してるってんだ俺は」

64　エッチははっきり言って好き? 嫌い?
「俺は好きだぜ？」
「まあ、嫌いなわけじゃないが…」

65　普段どんなシチュエーションでエッチするの?
「俺がバロンに泊った日か、コイツがエブラーナに来た日の夜に」
「城下に微行で宿をとることが多いな」

66　やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)
「コイツにエブラーナの衣装着せてーんだよ俺は！前々から！」
「だから似合うはずがなかろうと何度言ったらわかる！」
「悪代官プレイは男の浪漫だろうが！」
「何を言ってるのかサッパリわからんが、断る！嫌な予感しかせん」

67　シャワーはエッチの前? 後?
「場合によるな」
「時間があれば両方」

68　エッチの時の二人の約束ってある?
「特になかったが、さっき決めた。お前、変に考えすぎんの禁止な」
「ぐ…」
「ヤッてる時ぐらい何も考えずに気持ちイイこと求めてりゃいーだろ。真面目も度が過ぎると体に悪いぜ」
「……そう簡単に開き直れたら苦労はせん」
「はー…オメーはよ……いいや。俺が強制的に理性トばしてやっから。覚悟しとけよカインちゃん？」
「～～っの、エロオヤジが！」

69　相手以外とエッチしたことはある?
「あーまぁ、初対面が二十六だったんでな。オレ不良王子だったし」
「一応、ある」
「一応？」
「気持ちは伴ってなかったからな。処理みたいなものだ」

70　「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?
「やめといた方がいいぜそれは。虚しさしか残んねーよ」
「反対だ。もしそれに賛成できる人間だったとしたら、たぶん俺は今頃この世にいない」
「……そうだな。そっちに暴走してたら、オメー正気に戻ったとたん自害して果てそうだもんな。よかったよお前が純愛派で」

71　相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?
「とりあえず深呼吸」
「は？」
「落ち着かねーと殺しちまいそうだし。独断専行で死刑はさすがにマズイからな。ギリギリ半殺し、つーか十分の九殺しぐれーで勘弁してやるよ」
「お前が手を汚すまでもない。俺が自分で然るべき報復をくれてやる……というか、それ以前にそんな不覚はとらん。お前だってそんな迂闊じゃないだろう」
「いや、そうだけどよ、もしもの話だろ」
「もしも、か……極刑だな」
「うお、即断かよ」
「当然だ」

72　エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?
「別に恥ずかしくねーけど？」
「お前はそうだろうな……」
「オメーは恥ずかしいのか？」
「わざわざ聞くな！」

73　親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?
「親友？誰だ、リディアか？ナイナイありえねー。もしあったとしても応じた瞬間にコイツとの関係が完璧に切れるだろ。断る」
「リディアの頼みでもか？」
「まあ、万が一アイツがそんなこと言ってきたとしたら何かよっぽどのことがあったとしか思えねーし、一晩中 話聞くなり抱きしめて眠るなりしてやるのはいいけどよ……それ以上は手ぇ出さねーよ」
「本気でできるのか、そんな聖人みたいなまねが」
「おう、リディアとお前のためだったらできると思うぜ。若い頃じゃ無理だったかもしれねーけど、今ならな」
「ああ…四十路手前にして枯れたのか」
「ん？俺がまだまだ現役なのはオメーが一番よく知ってんじゃねーの？」
「……っ」
「まーそう照れんなって。で、オメーは？親友っつーとセシルか」
「それこそあり得んが、もしあったら殴り飛ばすだろうな。妻子がいる身で何が寂しいだ」
「はは、確かにそりゃ全力で殴るべきだな」

74　自分はエッチが巧いと思う?
「下手じゃねーと思うけど……どうだ？」
「聞くな！俺が知るか！」
「いやいやお前以外の誰が知ってるっつーのよ」
「な…っ」

75　相手はエッチが巧い?
「モテそうなくせにあんま慣れてない感じなのが、すげー燃える」
「お、まえは、さっきからどうしてそう臆面もなく…！」

76　エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?
「名前呼ばれるとグッとくるな」
「…………」
「ほれ、カイン？」
「小突くな！…くそ、俺も同じ、だ」
「ん、名前な。りょーかい」
「りょ、了解せんでいい…！」

77　エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?
「抑えようとして抑えきれず、隠そうとして隠しきれず、みてーな」
「ノーコメント」
「いやいや答えとこうぜ。この際だから。な？」
「ノーコメントだ！」

78　恋人以外ともエッチしてもいいと思う?
「恋人がいるっつー前提で、だよな？俺はしねーし、してほしくねーな」
「同じく」

79　SMとかに興味はある?
「……あるか？」
「断じてない」
「あっそ。まあ、俺も特にねーかな」

80　突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?
「普段からそんなにヤッてねーんだけど。過度に避けるようだったらちょっと心配するな。また何か変な思考に沈んでんじゃねーかと」
「どうすると言われてもな……どうしようもないだろう。誘えとでも言うのか？」
「さ……ッ！」
「……なんだ」
「いや、悪い、ちょっと想像したら破壊力がな……うん、オメーいっぺんでいいから誘ってみ？」
「はあ？」

81　強姦をどう思いますか?
「最低だな」
「まったくだ」

82　エッチでツライのは何?
「立場上、時間やら場所やらにすげー気を遣わなきゃいけねーことかね」
「翌日の身体が少し。午前中に訓練や演習がある日はキツイな」

83　今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?
「実は魔導船で一回」
「やめろと言ったぞ俺は」
「口だけな。いやー、久々に会ってお互い盛り上がっちまったっつーか……あんだけ人数いて誰にも悟られなかったのは奇跡だな」
「……いや、察してたヤツは、いたと思う」
「マジで？」

84　受けの側からエッチに誘ったことはある?
「念願だな。いっぺん誘ってみろって。な？」
「……具体的にどうしろと言うんだ」
「え、言えばやってくれんの？そうだなーじゃあ裸エプロンで『おかえりなさいア・ナ・タｖご飯にす…」
「断る」
「冗談だっつーの」

85　その時の攻めの反応は?
「いや、実際やられたらちょっと引くかもしれねー裸エプロンは」
「当たり前だろう。ドン引きだ」
「逆に萌える可能性もあるけどよ」
「もし喜ばれたらお前の頭の構造を疑う」

86　攻めが強姦したことはある?
「あるわけねーだろ」
「コイツはそんな下衆じゃない」

87　その時の受けの反応は?
「だからしてねーって」
「もしそんなことがあったとしたら、まず状態異常を疑うな。正気の状態ではあり得ん」
「見ろこの信頼感！」

88　「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?
「まず好き合ってる相手、だろ。そのうえで美人だったら最高だな。俺面食いだから」
「理想像…？特に考えたこともないが」

89　相手は理想にかなってる?
「理想的だろ。こんな美人そうそういねーぞ？」
「男だぞ」
「うん、まあ、それは大した問題じゃねーってことにしとこうぜ」
「普通は大問題だと思うがな…」
「そのへんの葛藤は十三年前にとっくに乗り越えたからよ。…で、お前は？」
「……特に不満はない」
「つまり理想的、と」

90　エッチに小道具を使う?
「いや、別に。何か使ってほしいか？」
「いらん」
「俺の身体だけで満足、と」
「そ…っういう言い方はやめろ！」

91　貴方の「はじめて」は何歳の時?
「十六だな」
「十五、だったか」
「へぇ、意外と早いのな」

92　それは今の相手？
「いや、普通に綺麗なねーちゃんだった」
「当時はコイツの存在すら知らん」

93　どこにキスされるのが一番好き?
「口布の上から唇かすめられた時なんか俺ァ悶え死ぬかと思ったぜ」
「それは忘れろと何度言ったら…！」
「ぜってー忘れてやんねー。で、お前は？」
「……髪を一房とられて、されるのは嫌いじゃない」

94　どこにキスするのが一番好き?
「髪とか額とか瞼とか。あともちろん口な。一番っつーと難しいな」
「手、だな」

95　エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?
「名前呼ぶとちょっと目じりが緩むよな」
「それはお前もだ」

96　エッチの時、何を考えてる?
「そりゃもう、愛しいヤツだなーと」
「……俺は、」
「うん、オメーはもう何も考えんな」
「ぐ…」

97　一晩に何回くらいやる?
「まぁ、その時々で色々だけど」
「何度、と数えるほどやらん」
「お互い忙しいし、そこまで若くねーしな」

98　エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?
「相手のは脱がせんのが男の浪漫だよな」
「浪漫かどうかは知らんが、脱いだり脱がせたりその場の流れで……まぁ、今更ガッツくこともなし、ぐだぐだな感じだ」
「ぐだぐだってお前、もうちょっと言い方選ばねー？」

99　貴方にとってエッチとは?
「ああ、生きてんな、愛しいな、とか、実感として確認できる大事な時間だよ」
「求められてる、と思わせてもらえる。分不相応に幸せなことだ。いっそ申し訳ない気分になる」
「あのなぁ…なんも不相応じゃねーよ。お前のために当然用意されてる幸せだろ。諸手広げて甘受しとけ」
「フ…ッ、ああ…そうさせてもらおう」

100　相手に一言どうぞ
「これからもよろしくな。もう失踪すんなよ？」
「あまり俺を甘やかすなよ、お館サマ」


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